毎日が発見、高円寺
高円寺。
そこは、新旧、異質、全てを受け入れる町。
実は私、学生時代、数年ほど高円寺に住んでおりました。
そこでの生活は、タイトルにもある通り、日々新しい発見にあふれていました。
おしゃれな古着屋、変わった人、バー、喫茶店、カフェ、ラーメン屋、エスニック料理、面白い店、高架下の居酒屋、趣向を凝らしたカレー屋。
数年ではたった一部しか知ることのできない、どこまでもディープな町です。
出来ることなら、もう一度住みたい。
今回は、そんな高円寺で私が行った数あるラーメン屋の中から3軒を紹介します。
他にも多く美味しいところはあったのですが、自分の記憶に強く残っていた、
そんな3軒をまず、紹介していきたいと思います。
まずはこちら。
らーめん一蔵
https://s.tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13004178/
こちらは、レビューにも多くみられるように、辛味噌らーめんが推しの店です。
場所は高円寺南口から大通りを歩いて5分未満、少し路地に入ったところにあります。
写真は赤鬼らーめん(800円)
身体の芯まで染み渡る、味噌の旨味と、辛味噌特有のじわーっとした辛さ。
メンマはしっかりとした歯応えがあり、もやしのシャキシャキさが、こってりとしがちな味噌ラーメンに良いバランスを与えます。
チャーシューは一枚ですが、とても食べ応えがある。
麺にもスープが絡み、とてもクオリティの高い一杯でした。
訪れたのは、まだ冬の寒さの残る初春でした。加えて、食べている間に雨が降り始め、傘を持っていなかった私はどうしようかと考えておりました。
そんな時、店の方が、使ってくださいと渡してくれた傘、味噌ラーメンで体だけでなく、店の人の人柄で心まで暖めてくれる。
そんな素晴らしい店でした…(しみじみ…)
続いてはこちら!
タロー軒
https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13026578/top_amp/
こちらは、高円寺駅からは少し遠目の10分ほど、むしろ丸ノ内線の新高円寺駅からの方がアクセスは良いです。
ここの特徴は何と言っても醤油ラーメン!!
店の佇まいは、昔懐かしの屋台ラーメンを思い出させます。(平成生まれなのであまり知らない)
実際に歴史も古く、元々は昭和48年に出来たラーメン屋なんだとか、実に40年以上の歴史があるんですねー…
そんなこちらのラーメンは、一口食べるとノスタルジーな気持ちに襲われます。
本当に。
さっきも言いましたが、私は平成生まれなので知りません。
しかし、本当にスープを一口飲むと、写真で見たような昔の景色が頭の中に蘇る!
澄んだ色のスープは旨味が凝縮されており、口の中にいつまでも余韻が残ります。
トッピングは、メンマ、チャーシュー、ネギ、そして、わかめ。
醤油ラーメンのお手本のような見た目。
麺はつるつると、喉越しが良く、チャーシューは少し固め、しかしスープが染み込み、むしろ良い味を出しています。
懐かしの味ではありながら、決して古臭くはなく、有名なラーメン屋と比べても遜色のないクオリティ。
テーブルにはホワイトペッパーと、ニンニクのトッピングがあり、元の味を崩さないように、変化を加えることができます。
加えてこのタロー軒の特徴としては、24時間営業!
このご時世、遅くまで営業してるラーメン屋は多くあれど、24時間、さらにこのクオリティのラーメン屋には中々出会えないでしょう…
メニューにはカレーもあり、これもまた給食を思い出すような、昔懐かしの味。
遅くなった飲み会の帰りや、急にラーメンが食べたくなったとき、そんな時にも、安らぎを与えてくれる、高円寺のオアシスのような店です。
最後はこちら!
麺屋 銀星
https://s.tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13191150/top_amp/
こちらは、恐らく高円寺で私が最も訪れた店です。
高円寺南口から歩いて3分ほど。
こちらで私がとにかくおすすめなのが
- 濃厚煮干しつけ麺
文字通りとにかく濃厚。
けれども、煮干しベースのためか、くどくない。
麺はつけ麺にしては細めですが、少し幅が広いためか、濃厚なつけ汁によく絡む!
減っていく麺に、なくならないで!と強く願ってしまうほど、いつまでも食べ続けていたい一品です。
また、こちらは味玉が濃厚で非常に美味しい!!
奥久慈産の卵を使っているといい、普段味玉を食べない人でも是非トライしてみる価値があると思います!
卓上にはニンニクオイルや、煮干しオイルなど、調味料も多く置いてあり、自分好みの味を探すのも楽しく、何度も通う価値あり!
以上、多様な価値観が渦巻く町、高円寺のおすすめラーメン店でした!
他にも、たくさんおすすめしたい店があるので、今後も高円寺について書いていきたいと思います!